大雪山の豊かな恵みを受け美味しいお米を作っています。
米作りには八十八の手間が掛かると昔から言われています。 「米」という漢字も八十八を縦に書いたところから創られたそうです。 現代では米作りも機械化が進み、昔に比べると随分楽になったと言われていますが、 市川農場では手を抜くことなく、毎年新たな気持ちで米作りに取り組んでいます。
天然にこだわる市川農場の米作り化学肥料に依存せず天然の植物性肥料にこだわります。
市川農場の一部の田んぼでは、無化学肥料の栽培を行っています。化学肥料の代わりに天然の米粉、 米ぬか、サトウキビの原料を固まりにした植物性の天然肥料を使用します。 堆肥などの動物性肥料を使用せずに植物性の肥料にこだわります。 現在、 市川農場の約50ヘクタール全ての品種や水田が無化学肥料ではありませんが今後更に化学肥料を使用しない水田を増やす為に天然の肥料でも化学肥料並 みに収穫出来る研究をしております。市川農場の米粉を肥料として撒いている様子。
天然なのでマスクを着用しておりません。
- サトウキビ甘い香りがするサトウキビが原料の肥料
- 米粉お米の表面を削った糖質の高い肥料
- 米ぬか糖蜜を60度で発酵させた自家製肥料
市川農場の水田は大雪山の雪解け水で育まれます。
市川農場の水田は明治時代に水と土地が豊かな事から皇室財産の御料地として議決定された歴史がある土地です。4月下旬、大雪山から流れる奇麗な雪解け水を田んぼに入れて水田が育まれます。 水田の源泉をたどって行くと大雪山の黄金ヶ原の源泉に辿りつきます。田植えの後は除草剤を使用せず、特製の除草機で除草します。
田植えが終わり、6月上旬に除草剤を使用せずに除草機で除草作業を行います。 田植機を改良した乗用除草機で作業を行うので、無農薬栽培のコストは抑えられますが稲を潰さないで除草するには経験と技術を要します。 除草機に乗りながら水田を見ていると、 稲が気持ち良さそうなのが分かります。 左の除草作業を終えた田んぼの写真を見れば稲の気持ちが伝わると思います。田植機を改良して作った市川農場特製の乗用除草機です。
- 稲の間に生えた雑草を除草します。
- 6月より週に一度は除草作業を行います。
- 稲の間にたくさん生えるミズアオイ